フラクセル器具紹介
フラクセルのしくみ
- 皮膚にレーザーを当てて、小さな穴をたくさん開けます。 肉眼では確認できないとても細かい穴です。それを縦横規則正しくたくさんあけます。 1回治療で単位面積あたりの約13~20%に照射します。 1センチ平方あたり約2000ショット照射します。とても小さなドット(点)がたくさん並んでいる感じです。
- 傷が治って、新しい皮膚に入れ替わります。 傷自体が小さいので、かさぶたも目に見えないくらい小さいです。人間の自然治癒力で、治ります。
- 4週間ほど待ちます。
- 今度は角度を変えて、もう一度、小さな穴をたくさん開けます。 それが治ります。
- そのことを繰り返していくうちに、すっかり新しい皮膚に入れ替わります。 理論的には5回照射でほとんどの皮膚が全く新しい皮膚に置き換わるという仕組みです。
肌の再生について
人間の体:皮膚は再生します。 皮膚では、真皮の1/2深さ以内でのダメージ(ヤケドなど)であれば痕が残らずに治癒します。 そして、皮膚の細胞はだいたい28日周期で生まれ変わっています。これをターンオーバー(新陳代謝)といいます。 一部をを除き、体の細胞はある一定のサイクルで新しいものに取り替えられています。 フラクセルはこの皮膚のターンオーバーと再生を利用した方法です。
フラクセルはこのしくみを利用し、強制的に皮膚を再生させることで、ニキビ跡や傷、毛穴の改善、美肌を実現しようとする方法です。
フラクセルの課題
フラクセルも万能ではありません。いくつかの問題点を取り上げてみました。
ヒートショックゾーンについて
フラクセルでレーザーを当てたところは、熱により細胞がタンパク変性を起こします。そしてそこが固まってしまいます。更に、その周りの熱ダメージを受ける領域をヒートショックゾーンといいます。
真皮層のコラーゲン産生を促進する効果がありますが、治療時の痛みや腫れや炎症後の色素沈着などの副作用の発症に関係していると考えられています。
高いエネルギーで使えない理由
従来のフラクセルは、高いエネルギー(25mJ以上)での照射すると、近隣のヒートショックゾーンがつながってしまい、強い痛みと副作用を伴うため、実際の治療に用いることがむずかしいという課題が残っています。つまり、高いエネルギーでフラクセルを当てると「痛い」「腫れる」のです。
これをだいぶ改善したのがフラクセル2になります。


